
「低温調理器 ボニークの使い方は簡単3ステップ」
とされていますが
大まかに言うとその通りです。
このページではもっと細かく説明して理解を深めていただいておこうと思います。
- まずは用意するもの
- セッティング
- お肉を調理する場合
この3つのセクションに分けて説明していきます。(基本、とても簡単です♪)
低温調理器 ボニーク使う時に用意するもの
低温調理器 ボニークを使用する時に必要なものは、
・ボニーク本体
・鍋(理想は深さが15㎝くらいあるもの)
・お水(効率を考えると40℃~50℃くらいのお湯)
・鍋敷き(60℃以上になることを考えるとあった方が良い)
以上4点です。
こちらはセッティング前に用意するものなので、
料理に応じて味付けした食材をジップロック的なフリーザーバッグに入れておきます。
中の空気を抜いて出来る限り真空状態にしておいてください。
準備が済んだら、次はセッティングになります。
低温調理器 ボニークをセッティング調理開始!
まず、鍋にボニーク本体を留めるクリップみたいなものを取り付けます。
クリップを広げて鍋の口にはさむだけなので怪力じゃない人も簡単に取付できます。
↓
鍋に取り付けたクリップにボニーク本体を差し込んで固定します。
↓
ボニーク本体にはMIN(ミニマム)とMAX(マックス)の印が入っているので、この印の間にお水(お湯)が来るように鍋に入れていきます。
この後、ボニークで一定の温度になるまで水を温めてから食材の調理に入ります。
設定は・・・
①左側の設定ボタンを押す
②スクロールダイヤルを回して温度を設定する
③調理時間を設定する
④食材を入れてスタートボタンを押す
これで、調理開始となります。
セッティングが済んでから食材の調理へと進んで下さいね!
ボニークで調理の簡単ステップ
①の電源を入れる
②で温度設定する
③で時間設定する
④でスタート
⑤のデジタル画面が設定温度になったらアラーム音が鳴るので、ジップロックに入れた食材を鍋に投下して調理開始してください。
完成するまで基本的に放置でOKです。
低温調理されている時間に他の料理を作れるので時短家電と言ってよいと思います♪
低温調理器 ボニークで調理する時のポイント
1つ目のポイントは、
ボニークをセッティングして温度設定をする場合。
お水ではなく40℃~50℃のお湯を鍋に入れた方が調理温度まで上がる時間が短縮されます。(お水から始めると時間がかかります。)
↓
2つ目のポイントは、
真空パックする場合。
ジップロック的なフリーザーバッグに食材を入れて、中の空気を抜きます。
口をあけたままボウルに用意した水に沈めることで水圧で空気が抜けていきますので、最後にしっかり口を締めてください。
こうすると真空マシンがなくても簡単に真空パック出来ます。
是非試してみてください。
美味しく低温調理できる設定温度<基準>
低温調理は食材によって美味しい温度設定に違いがあります。
同じお肉でも牛肉と豚肉、鶏肉では、レアやミディアムになる温度が微妙に違います。
また、魚についても食材を美味しくする調理温度があるので基準にしてみてください。
お肉類と魚の調理温度
【牛肉の場合】
・レア:55℃~58℃
・ミディアムレア:58℃~60℃
・ミディアム:60℃~63℃
【豚肉・鶏肉の場合】
・ミディアムレア:60℃~63℃
・ミディアム:63℃以上
(※豚肉の保健所の基準は63℃)
【魚の場合】
・ミディアム:60℃~63℃
加熱による食感の変化(肉・魚)
- 60℃…タンパク質がかたくなる始める
- 64℃…コラーゲンが収縮する
- 68℃…水分を失いパサつきはじめる
(※肉や焼き魚は68℃以下の加熱が理想的)
- 80℃…コラーゲンが柔らかくなる
- 92℃…野菜のセルロース(食物繊維)がシャキシャキ感を失う
※筋の多い肉は80℃前後で長時間が良いみたい。(例えば豚バラとかね♪)
加熱時間の目安
- 肉・魚…2㎝の厚みに対して1時間
- 葉物野菜…15分
- 根野菜…1時間
ボニーク電気代は1時間で5円程度
(※ボニークのガイドブックによる)
低温調理後の保存について
90分以内に4℃以下に冷却
- 冷蔵庫(4℃以下)…5日間
- 冷凍(-18℃以下)…3ヵ月間
卵の温度帯
- 温泉卵…68℃で30分
- ポーチドエッグ…72℃で20分
- スクランブルエッグ…77℃で14分
- 出し巻き卵…77℃で30分
温泉卵は61℃の設定でも美味しくできたので
豚肉や鶏肉と同時に調理することができました♪
同時調理する際は、低温調理終了の30分前に卵を投入すると良いですよ!
低温調理器 ボニークでカッテージチーズが自宅で簡単にできる!
低温調理と言えば「お肉」を調理する!と思われがちですが、
ボニークには公式レシピサイトがあって、そこに合った中に「カッテージチーズ」のレシピを発見しました。
牛乳と酢とボニークがあれば自宅でカッテージチーズが出来るんですよ!凄いでしょ♪
しかも40℃、50℃、60℃、70℃、80℃、90℃の6パターンで実験してありました。
低温調理の時間は30分。
温度が高くなるほど、ボソボソして酸味が飛ぶとのこと。
80℃、90℃で作ったカッテージチーズは、フレッシュで溌刺とした感じが失われていた。
40℃、50℃、60℃だと一般的な市販品のカッテージチーズと違って、滑らかでフレッシュな仕上がりに。
ということは、市販品のカッテージチーズに近い調理時間は「70℃」ということになります。
色々なパターンで作って、好みのカッテージチーズを手作りするのもいいですね♪
自宅で作ると添加物の心配もなく、安心してお子さんにも食べさせることができます。
低温調理した手作りカッテージチーズを使って、料理やお菓子作りに活用すると無添加でフレッシュなものが出来上がり、もうスーパーで買う必要もありません!
市販品には添加物が入っているけど、ボニークで作ったら無添加のカッテージチーズが、作り立てが食べられます!
ボニークを使った低温調理のレシピが豊富!
他にもポーチドエッグが作れたり、スープが作れたり、さつまいものレモン煮が作れたり。
肉料理や魚料理だけじゃなく、様々な食材を低温調理することができるんです。
「ボニークを選んだのはなぜか?」という問いに
「レシピが豊富だから♪今でも次々に更新されてる」
という答えが返って来ました!
レシピがあれば、温度調節を間違うこともなく美味しい低温調理が出来るので楽です。
楽なだけじゃない!
毎日作るご飯のレパートリーの幅が広がります。
(↓こんな感じでたくさん載ってる♪)
低温調理中は基本的に放置でOKなので、別の副菜を作れたり、他のことが同時進行出来るのが時短になって良いですよね!
しかも低温調理の方が仕上がりが食材の価格以上になるという優れもの。
この電化製品は、自宅に1つあると自炊する人はとても楽になります。